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2024-06-05

令和6年度PTA活動方針

富山大学教育学部附属中学校PTA活動方針

~不易流行(ふえきりゅうこう)~

令和6年度PTA会長

島田 透

令和611日に「令和6年能登半島地震」が発災いたしました。亡くなられた方のご冥福を、深くお祈りいたしますとともに、被災された方々に対しまして、心からお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

令和6年度、附属中学校PTAは、以下の3つの重点項目に基づいて活動を行っていく考えです。

1. 防災意識の向上と対策について

これまで富山県は比較的地震が少ない県であり、県民全体の地震に対する意識が低かったように感じます。しかし、「令和6年能登半島地震」により、その意識は大きく変わりました。地震が起きた時、子ども達が学校にいれば学校が、家庭にいれば家庭にて様々な対策を講じていると思いますが、子ども達の登下校中に起きたら子ども達はどうなるでしょうか?附属中学校の子ども達は公立中学校の子ども達とは違い、学区が広域にわたり、電車やバスなどを利用して登下校しております。だからこそ、PTAとしても早急に対策を講じることが必要だと考えます。

 2. 新たなPTAの在り方について

近年、PTAの在り方について様々な議論がなされています。公立の小中学校や全国の附属学園においても、PTA組織自体が大きく変革されております。富山大学附属中学校PTAにおいても、歴史と伝統の中で培われた守るべき大切な部分を見極め、組織や活動内容を見直す時期に来ていると考えています。

 3. 未来を担う子ども達のために

インターネットやSNSの飛躍的な発展により、私たちの生活は便利になる一方で、様々な社会的問題を引き起こしております。そのため未来を担う子ども達には時代の変化に柔軟に対応する中で、時代が変わろうとも「自分で考え自分で計画し 勇気をもって実践しよう 己にうちかち他を愛し 真善美を求めよう(校訓)」といった普遍的な価値観を持って育ってほしいと願います。すべては子ども達の未来のために、PTAとして活動を行っていきたいと考えます。

  以上の考えに基づき、今年度のスローガンを「不易流行(ふえきりゅうこう」としました。これは、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと、また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること、という意味です。

時代の流れや状況に応じて柔軟に対応し、子供たちの未来のために尽力していきます。どうぞ1年間よろしくお願いいたします。


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