学校教育

教科

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美術科

本校美術科がめざすこと

美術って面白い!」「美術の力ってすごい!」「きれいだな。」「もっと作りたい」などと生徒が感じられる授業を目指しています。そして、生徒が生涯にわたって美術を愛好し、美術で身につけた力をつかって自身の生活をよりよくすることにつながるよう研究を進めています。

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美術科の本質について(本校研究主題との関わり)

 「美術」は何を学ぶ教科なのでしょうか。それはすなわち,中学校教育課程における「美術科」の存在意義ともいえます。美術科だからこそ学ぶことができること。それが美術科の本質です。
 皆さんは夕焼けを見て何を感じるでしょうか。漠然と見ているだけでは気付かないことも,形や色彩などの造形的な視点で夕焼けを捉えると・・・太陽の光を受けてオレンジ色に輝きながらも影になり黒ずむ雲から力強さを感じたり,空が赤からオレンジ,クリーム色,そしてうすい水色から深い藍色へと様々な色が滑らかに変化するグラデーションから吸い込まれるような広がりを感じたり,影になり黒いシルエットとなる人工物の形から静けさを感じたり・・・,昼にはみられない劇的な情景に気付くかもしれません。
 心豊かな生活を形成することにつなげていくためには,生活の中で造形的な視点をもって身の回りの様々なものからよさや美しさなどを感じ取ったり,形や色彩などによるコミュニケーションを通して多様な文化や考え方に接して思いを巡らせたりするなど,生徒一人一人が造形的な見方・考え方を働かせ,表現及び鑑賞に関する資質・能力を高め,生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わることができるよう,美術科の学習指導のあり方を考えていく必要があります。

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<令和6年度>

 さまざまな広場の鑑賞を通して、利用者の視線や動線を意識することの重要性に気付くことができる。また、周りの環境との調和と、利用者が広場で得られる体験に注目しながら、使いやすさと美しさの調和を総合的に考え、よりよい広場のデザインを追究することができる。鑑賞活動では、広場全体のデザインを多角的に捉えさせたことで、使い手に合った造形を考えることの必要性を実感させることができた。また、さまざまな思考方法を提示したことで、生徒は自分 に合った方法で、アイデアを広げることができた。今後の課題として、コンセプトから造形的な形へ具現化する過程において、生徒への手立てをさらに吟味しなくてはいけないことが分かった。

 
<平成30年度>
<平成29年度>
<平成28年度>
<平成27年度>
<平成26年度>
<平成25年度>

 

<平成24年度>
<平成23年度>
<平成22年度>
<平成21年度>
<平成20年度>
<平成19年度>

その他

<平成30年度>

国立教育政策研究所教育課程研究センター http://www.nier.go.jp/kaihatsu/tokutei_zukou/index.htm

平成22年2月調査の質問紙について、本校も同じ項目で調査を行いました。
全国との比較をすることで、自校の特徴が見えると思います。
質問項目と、調査集計データをDLできるようにしておきました。
ご自由に活用くださればと思います。